篠坂　時雨Shinosaka Shigure

人物 読書好きの高校1年生。知春とは物心がつく前からの幼馴染。
学校では成績優秀で素行も良い優等生だが、運動は壊滅的に苦手。 内面にはかなり鬱屈した部分を持っており、しばしば皮肉めいた言動が目立つ。
「十束」に入隊してから休む間もなく活動を続ける知春を見て、滅多に口には出さないものの少し心配に思っている。

【霊異憑きとして】
とある霊異の被害に巻き込まれた際に「霊異憑き」となってしまい、体の至る所が侵食され鳥類に似た形態に変化している。
霊異としての眼にあたる発光器官の色は黄色で、捕食器官となった口には尖った牙が生えている。今のところは宿主である彼自身の感情だけで霊異の養分をまかなえているらしく、他の人間に危害を及ぼしたり幻覚を見せることはない。
霊異の体組織から流入してくる感覚の影響により、他の個体の気配を察知できる能力が発現した。その感覚を用いて霊異に関する調査任務を手伝うことになり、やや疲弊しつつも非日常的な任務を興味深く思っている。

口調 「俺は一人で本を読んでいられればそれでいい。群れないと気が済まない奴らは不自由だな」
「はぁ……なんで一般人の自分がこんな目に遭ってるんだ」
「守ってほしいなんて頼んでない、だから俺のことなんか放っといてくれ」

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